法人カードの利用限度額が足りない。月末に大きな決済をしようとしたら、限度額オーバーで決済できなかった。
当メディアの独自調査では、法人カード保有者の不満1位は「利用限度額が低い」(34%)でした。3人に1人の経営者が限度額に不満を持っています。
法人カードの利用限度額は、カードの種類と審査結果によって10万円〜数千万円(上限なし)まで大きな幅があります。「限度額が足りない」問題は、カード選びの段階で回避できるケースがほとんどです。
この記事では、法人カードの限度額の仕組み、限度額を引き上げる方法、そして限度額が高いおすすめカードを解説します。
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法人カードの限度額の仕組み
限度額はどのように決まるのか
法人カードの利用限度額は、以下の要因を総合的に判断して個別に設定されます。
代表者個人の信用情報。クレジットヒストリー(過去の利用・返済実績)が良好であれば高い限度額が設定されやすい。
法人の業績。決算書が確認されるカードでは、売上高・利益・純資産が大きいほど限度額が高くなります。
カードの利用実績。初回発行時は低めの限度額が設定され、利用と返済の実績を積むことで増額されていきます。
カードのグレード。一般カードよりゴールドカード、ゴールドより プラチナカードの方が、限度額の上限が高く設定されています。
限度額の目安
一般カード:10万〜100万円。ゴールドカード:50万〜300万円。プラチナカード:100万〜500万円以上。アメックス・ダイナース(上限なし型):利用状況に応じて柔軟に設定。
「上限なし」とは「無制限に使える」という意味ではなく、「一律の上限金額を設定せず、利用状況に応じて個別に限度額を決定する」という意味です。
限度額を引き上げる5つの方法
方法1:カード会社に増額申請する
最も直接的な方法です。カード会社のWebサイトまたは電話で増額を申請できます。増額審査が行われ、問題がなければ限度額が引き上げられます。申請から結果通知まで1〜2週間程度かかるのが一般的です。
方法2:利用実績を積み上げる
カードの利用と完済を繰り返すことで、カード会社からの信用が向上します。発行後6ヶ月〜1年程度の利用実績を積むと、カード会社から限度額の増額案内が届くケースがあります。
方法3:一時的な限度額引き上げを申請する
大きな支出(設備投資、大量仕入れ等)が予定されている場合、「一時的な限度額の引き上げ」をカード会社に申請できます。恒常的な増額ではなく、特定期間(1〜3ヶ月程度)のみ限度額を引き上げる措置です。多くのカード会社が対応しています。
方法4:ゴールドカード・プラチナカードにアップグレードする
上位カードに切り替えることで、限度額の上限が大幅に引き上げられます。一般カード(最大100万円)からゴールドカード(最大300万円)に切り替えれば、限度額が3倍になる可能性があります。年会費は増加しますが、限度額の不足で決済できないリスクを回避できます。
方法5:2枚目の法人カードを追加する
1枚のカードの限度額では足りない場合、2枚目の法人カードを発行して限度額を分散する方法があります。例えば、JCB法人カード(限度額100万円)と三井住友カード ビジネスオーナーズ(限度額500万円)の2枚を持てば、合計で最大600万円の決済が可能です。
限度額が高いおすすめ法人カード
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
限度額:一律の上限なし(利用状況に応じて柔軟に設定)。年会費:36,300円(税込)。
限度額に一律の上限がないため、利用実績を積めば数百万円〜数千万円の決済にも対応可能です。高額決済が多い企業に最適。
ダイナースクラブ ビジネスカード
限度額:一律の上限なし。年会費:27,500円(税込)。
アメックスと同様に限度額の上限がない構造。Mastercard提携のコンパニオンカードが無料で付帯されるため、利用可能店舗の制約もありません。
### 三井住友カード ビジネスオーナーズ
限度額:最大500万円。年会費:永年無料。
年会費無料カードの中で限度額が最も高い。審査結果次第で500万円まで設定される可能性があります。
freee カード Unlimited
限度額:最大1,000万円(銀行残高連動型)。年会費:永年無料。
銀行口座の残高に連動して限度額が決まるため、口座に資金があれば最大1,000万円の限度額を得られます。従来のクレジット審査とは異なる仕組みで、設立直後でも高い限度額を得られる可能性があります。
法人カードの総合比較は「法人カードおすすめ比較ランキング10選」 を参照してください。
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