法人カード

法人カードのガソリン代を最安にする方法|ガソリンカード比較と給油割引の活用法

運送業、建設業、外回りの営業が多い企業にとって、ガソリン代は毎月数万円〜数十万円に達する大きなコストです。このガソリン代を法人カードで支払い、コストを最小限に抑える方法は2つあります。

1つ目は、石油元売系の法人カード(ガソリンカード)を使って店頭価格から値引きを受ける方法。2つ目は、一般の法人カード(高還元率カード)を使ってポイント還元で実質的にコストを下げる方法です。

どちらが得かは、月間のガソリン利用量と利用するスタンドによって異なります。この記事では、両方の方法を比較し、自社にとって最適な選択肢を判断できるよう解説します。

経営者限定 無料公開

「資金繰りに追われる経営」を
終わらせる方法がある

2人運営の会社を数千万円で売却し、経営者としての
次のステージに進んだ実話をすべて公開します。

無料で詳細を見る

メールアドレスのみで5秒で完了

ガソリン系法人カード(石油元売系カード)の特徴

石油元売会社(ENEOS、出光/シェル等)が発行する法人カードは、自社系列のガソリンスタンドで給油すると店頭価格から値引きされます。

ENEOSの法人カード

ENEOSビジネスカードは、ENEOSの全国約12,000カ所のスタンドで利用できる法人カードです。ガソリン・軽油の価格はスタンドごとに交渉で決まる「契約単価」方式が一般的です。利用量が多いほど交渉で有利な単価を引き出せます。

カード型(クレジット機能なし)のEFC(ENEOSフリートカード)もあり、こちらは全国統一の割引単価(ガソリン1Lあたり1〜2円引き等)が設定されます。クレジット審査なしで発行できるため、設立直後の企業でも利用可能です。

出光/シェルの法人カード

出光クレジットが発行する「出光Bizカード」は、出光/シェル系のスタンドで値引きが適用されます。こちらも利用量に応じた交渉価格が基本です。

ガソリン系カードのメリット

店頭価格からの直接値引きのため、コスト削減効果が明確。車両ごとにカードを発行すれば、車両別のガソリン代を正確に管理できる。従業員に現金を持たせる必要がなくなり、不正利用のリスクが低減する。

ガソリン系カードのデメリット

利用できるスタンドが系列に限定される。ポイント還元がないか、極めて少ない。ガソリン以外の経費(通信費、広告費等)には使えない(クレジット機能付きを除く)。

一般法人カード(高還元率カード)でガソリン代を下げる方法

ガソリン系カードではなく、一般の法人カード(Visa/Mastercard/JCB等)で給油し、ポイント還元で実質的にコストを下げる方法もあります。

還元率1.0%の法人カードの場合

月間のガソリン代が20万円であれば、年間240万円。還元率1.0%で24,000円分のポイント還元。

還元率1.5%の法人カードの場合

年間240万円の給油で36,000円分のポイント還元。

ガソリン系カードの値引きとの比較

ガソリン系カードの値引きは1Lあたり1〜3円程度が一般的です。レギュラーガソリン170円/Lで月間1,000L(約17万円)利用する場合、1Lあたり2円引きで月2,000円、年間24,000円の値引き。

一般法人カード(還元率1.0%)で同じ17万円を決済した場合、月1,700円、年間20,400円のポイント還元。

この比較では、ガソリン系カードの方がやや有利ですが、差は年間3,600円程度です。一般法人カードはガソリン以外の経費にも使えるため、トータルでのポイント還元額を考慮すると、一般法人カードの方が有利になるケースも多くあります。

事業設計の教科書 無料公開

売るために作る。
3年で数千万円になる会社の設計図

今の事業とは別に、売却を前提とした小さな会社を1つ作る。
その具体的な方法を実体験ベースで解説します。

無料で設計図を見る

メールアドレスのみで5秒で完了

結論:どちらを選ぶべきか

月間のガソリン利用量が多い(月間50万円以上)企業はガソリン系カードの契約単価交渉が有利。利用量が多いほど1Lあたりの値引き幅を大きくできます。

月間のガソリン利用量が少〜中程度(月間20万円以下)の企業は一般法人カード(還元率1.0%以上)の方が合理的。ガソリン以外の経費も含めたトータルのポイント還元が得られます。

両方を併用する方法もあります。ガソリン系カードをガソリン専用に、一般法人カードをその他の経費用に使い分ける方法です。カードの管理枚数が増えますが、コスト削減効果は最大化できます。

法人カードの選び方は「法人カードおすすめ比較ランキング10選」を参照してください。年会費無料のカードは「年会費無料の法人カード5選」を参照してください。

経営者限定 無料公開

2人運営で月商500万円の会社を
数千万円で売却した全手法

売却を前提とした会社設計から、3年で数千万円の
現金を生み出した出口戦略までを無料で公開します。

今すぐ無料で受け取る

メールアドレスのみで5秒で完了

この記事の更新履歴

  • 初版公開

よくある質問

Q ガソリン代が最も安くなる法人カードはどれですか?
A

用量によります。月間50万円以上のガソリンを使う企業はENEOSやシェルのガソリン系法人カードで契約単価を交渉する方が有利です。月間20万円以下であれば、一般法人カード(還元率1.0〜1.5%)でポイント還元を受ける方がトータルで得になるケースが多いです。

Q 法人カードでガソリンを入れたら領収書はもらえますか?
A

スタンドで給油時にレシート(利用明細)を受け取ることができます。カード利用明細にも給油の記録が残りますが、インボイス制度の対応として、3万円以上の取引では適格請求書の保存が必要です。スタンドで発行されるレシートがインボイスの要件を満たしているか確認してください。

Q 社用車が10台ありますが、1枚のカードで管理できますか?
A

1枚のカードで給油は可能ですが、車両別の管理ができません。ETCカードと同様に、車両ごとに別のカード(ガソリン系カードまたは追加カード)を発行し、車両別に利用明細を分けることを推奨します。

Q 軽油の価格も法人カードで安くなりますか?
A

ガソリン系法人カードであれば、軽油もガソリンと同様に契約単価で値引きされます。一般法人カードの場合はポイント還元で実質コストを下げる形になり、軽油かガソリンかによる違いはありません。

深作浩一郎
この記事の著者・監修
代表取締役 深作浩一郎

深作浩一郎|株式会社エグゼクティブマーケティングジャパン 代表取締役 / 空き家地方創生株式会社 取締役CFO。2,000社以上の中小企業支援実績を持つマーケティングコンサルタント。CFOとしてTOKYO PRO Market上場準備を主導し、監査法人対応・J-Adviser審査対応・財務戦略の策定・金融機関への融資交渉・資金繰り計画を統括。自らも通販会社の設立と会社売却を繰り返す仕組みを作り、法人カード・ビジネスローン・ファクタリング等の法人金融サービスを経営実務として活用。著書に『ゼロイチ起業』『現在の自分をお金に変える方法』。