ファクタリングを利用した場合、会計ソフトでの帳簿管理はどうすればよいのか。勘定科目の追加方法、仕訳の入力手順、消費税区分の設定を会計ソフト別に解説します。
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ファクタリングの仕訳の基本(おさらい)
売掛金100万円を手数料10%でファクタリングし、90万円が入金された場合。
借方:普通預金 900,000円
借方:売上債権売却損 100,000円
貸方:売掛金 1,000,000円
「売上債権売却損」が多くの会計ソフトにデフォルトで登録されていないため、手動で追加する必要があります。
freeeでの処理方法
勘定科目の追加手順
1. freeeにログイン→「設定」→「勘定科目」→「新規追加」。
2. 科目名「売上債権売却損」、カテゴリ「営業外費用」、税区分「対象外」を入力して保存。
仕訳の入力手順
1. 「取引の登録」→「支出」を選択。
2. 借方に「普通預金」900,000円と「売上債権売却損」100,000円。
3. 貸方に「売掛金」1,000,000円。
4. 売上債権売却損の税区分を「対象外(非課税)」に設定。
freee カード Unlimitedを利用していれば口座の入金が自動取込されるため、ファクタリング会社からの入金を仕訳候補から選択するだけで処理が完了するケースもあります。
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マネーフォワードクラウドでの処理方法
勘定科目の追加手順
1. 「各種設定」→「勘定科目」→「営業外費用」の下に「新規追加」。
2. 科目名「売上債権売却損」、税区分「非課税」で保存。
仕訳の入力手順
「仕訳入力」→「振替伝票」から借方・貸方を入力。手順はfreeeと同様。
弥生会計での処理方法
勘定科目の追加手順
「設定」→「科目設定」→「営業外費用」→「科目の作成」で「売上債権売却損」を追加。税区分は「非課税仕入」。
業界別の帳簿管理事例
事例1:IT受託開発会社D社(freee利用・月次ファクタリング)
毎月200万円の売掛金をOLTAでファクタリング。freeeのAPI連携でOLTAからの入金が自動で「自動で経理」画面に表示。勘定科目を「売上債権売却損」に変更するだけで仕訳完了。月次の帳簿処理にかかる追加時間は5分程度。
事例3:クリーニングチェーンE社(弥生会計利用)
四半期に1回のスポット利用。経理担当者が弥生会計に手動で振替伝票を入力。年4回の処理のため、自動化の必要性は感じていないとのこと。ファクタリングの仕訳の基本はファクタリングの確定申告・仕訳方法を参照。ファクタリング会社の比較はファクタリングおすすめ比較7選を参照。
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