ファクタリング

ファクタリングの他社利用中でもOK?複数社の併用リスクと注意点

すでに1社のファクタリングを利用しているが、追加で資金が必要になった。別の会社にも申込めるのか。

結論から言えば、他社利用中でも別のファクタリング会社を利用することは可能です。ただし同じ売掛金を複数社に売却する「二重譲渡」は詐欺罪です。

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他社利用中でもOKなケース

A社に対する売掛金をX社に、B社に対する売掛金をY社に売却。「異なる売掛金」をそれぞれ別の会社に売却しているため二重譲渡には該当しません。

A社に対する4月分の売掛金をX社に、5月分の売掛金をY社に売却。同じ売掛先でも異なる期間の売掛金であれば別の債権です。

絶対にNGなケース(二重譲渡)

A社に対する4月分の売掛金100万円を、X社にもY社にも売却する。これが二重譲渡です。詐欺罪(10年以下の懲役)に該当します。

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複数社利用のリスク

リスク1:手数料負担の累積。月間54万円の手数料なら年間648万円です。

リスク2:管理の煩雑さ。どの売掛金をどの会社に売ったかの管理が必要です。

リスク3:二重譲渡の誤操作。管理ミスによる「うっかり二重譲渡」のリスクもあります。管理表を作成してください。

複数社利用ではなく1社に集約する方が合理的

リピート利用で手数料が下がる可能性がある。管理がシンプルになる。担当者との関係構築で審査や交渉がスムーズになる。

ファクタリング会社の比較はファクタリングおすすめ比較7選を参照。二重譲渡の仕組みはファクタリング会社の情報共有・横の繋がりを参照してください。

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この記事の更新履歴

  • 初版公開

よくある質問

Q 他社利用中でも新しいファクタリング会社に申込めますか?
A

申込めます。ただし同じ売掛金の二重譲渡は詐欺罪です。異なる売掛金であることが前提です。

Q ファクタリングは何社まで同時に利用できますか?
A

法律上の制限はありません。ただし管理が煩雑になるため1社に集約する方が合理的です。

Q 他社で審査に落ちた場合、別の会社で通る可能性は?
A

あります。審査基準は会社ごとに異なります。最低3社に見積もりを取ることを推奨します。

Q 二重譲渡を誤ってしまった場合はどうなりますか?
A

即座にファクタリング会社に連絡してください。故意でなくても売掛金の返還を求められる可能性があります。

深作浩一郎
この記事の著者・監修
代表取締役 深作浩一郎

深作浩一郎|株式会社エグゼクティブマーケティングジャパン 代表取締役 / 空き家地方創生株式会社 取締役CFO。2,000社以上の中小企業支援実績を持つマーケティングコンサルタント。CFOとしてTOKYO PRO Market上場準備を主導し、監査法人対応・J-Adviser審査対応・財務戦略の策定・金融機関への融資交渉・資金繰り計画を統括。自らも通販会社の設立と会社売却を繰り返す仕組みを作り、法人カード・ビジネスローン・ファクタリング等の法人金融サービスを経営実務として活用。著書に『ゼロイチ起業』『現在の自分をお金に変える方法』。