事業資金が必要。しかし連帯保証人を頼める人がいない。
家族に連帯保証人を頼めば借りられるかもしれない。しかし、万が一返済できなくなった場合、家族に返済義務が移る。その覚悟を家族に背負わせることはできない。
個人事業主の資金調達において、「連帯保証人を立てられない」ことが壁になるケースは今でもあります。しかし2026年現在、連帯保証人なしで利用できる資金調達手段は複数存在します。むしろ、連帯保証人を求めないサービスの方が主流になりつつあります。
この記事では、連帯保証人が不要な5つの資金調達方法を、個人事業主の状況別に解説します。
「資金繰りに追われる経営」を
終わらせる方法がある
2人運営の会社を数千万円で売却し、経営者としての
次のステージに進んだ実話をすべて公開します。
メールアドレスのみで5秒で完了
なぜ連帯保証人が必要とされるのか
連帯保証人の仕組みを正しく理解しておくことが重要です。
連帯保証人とは、借主が返済できなくなった場合に、代わりに返済する義務を負う人です。通常の保証人とは異なり、連帯保証人には「催告の抗弁権」(まず借主に請求してほしいと言う権利)がありません。つまり、貸し手は借主を飛ばして、いきなり連帯保証人に全額を請求できます。
金融機関が連帯保証人を求める理由は、貸し倒れリスクの軽減です。借主が返済不能になっても、連帯保証人から回収できれば損失を防げる。
しかし近年、金融庁や中小企業庁の方針として「経営者保証に依存しない融資」が推進されています。2023年4月からは「経営者保証改革プログラム」が始まり、金融機関は経営者保証を求める場合にその理由を説明する義務を負うようになりました。
方法1:ファクタリング(保証人不要・融資ではない)
ファクタリングは融資ではなく売掛金の売買です。そのため、連帯保証人の概念自体がありません。
売掛金(入金前の請求書)をファクタリング会社に売却し、手数料を引いた金額を即日で受け取る。返済義務もなく、信用情報にも記録されない。
ペイトナーファクタリング:最短10分。手数料一律10%。1万円から。保証人不要。
ラボル:最短60分。手数料一律10%。365日対応。保証人不要。
OLTA:最短即日。手数料2〜9%。保証人不要。
「保証人を立てずに、家族に迷惑をかけずに資金を確保したい」という個人事業主にとって、ファクタリングは最も安全な選択肢です。
ファクタリングの詳細はファクタリングおすすめ比較7選を参照してください。
売るために作る。
3年で数千万円になる会社の設計図
今の事業とは別に、売却を前提とした小さな会社を1つ作る。
その具体的な方法を実体験ベースで解説します。
メールアドレスのみで5秒で完了
方法2:GMOあおぞらネット銀行あんしんワイド(保証人不要・銀行系)
GMOあおぞらネット銀行の「あんしんワイド」は、連帯保証人が不要なビジネスローンです。
金利:年0.9〜14.0%。融資限度額:10万〜1,000万円。保証人:不要(代表者の連帯保証も不要)。担保:不要。審査:口座の入出金データによるAI審査。決算書の提出不要。
「代表者の連帯保証が不要」という点が最大の特徴です。通常のビジネスローンでは、法人でも代表者個人の連帯保証を求められることが多い。あんしんワイドは代表者保証なしのため、万が一返済不能になっても個人の資産に影響しません(個人事業主の場合は事業と個人が同一のため、この区別は法人ほど明確ではありませんが、信用情報への影響が異なります)。
ただし、GMOあおぞらネット銀行の法人口座・個人事業主口座を保有していることが前提条件です。口座開設に1〜2週間かかるため、「今すぐ」には間に合いません。事前に口座を開設しておくことを推奨します。
方法3:AGビジネスサポート(保証人原則不要・即日対応)
AGビジネスサポートは、原則として連帯保証人が不要なノンバンク系ビジネスローンです。
金利:年3.1〜18.0%。融資限度額:50万〜1,000万円。保証人:原則不要(法人の場合は代表者保証が必要)。担保:不要。審査:最短即日。業歴制限なし。赤字でも個別審査。
個人事業主の場合、連帯保証人は原則不要です。本人の信用情報と事業実績で審査されます。最短即日で融資が実行されるため、緊急の資金需要にも対応可能。
ビジネスローンの比較はビジネスローンおすすめ比較8選を参照してください。
方法4:日本政策金融公庫(保証人なしの制度あり)
日本政策金融公庫には、連帯保証人なし・無担保で融資を受けられる制度があります。
新規開業資金:新たに事業を始める方向け。保証人不要の枠がある。金利年1〜2.5%程度。
マル経融資(経営改善貸付):商工会議所・商工会の推薦が必要。保証人不要・無担保。金利年1.2%程度。融資限度額2,000万円。
公庫の融資は金利が圧倒的に低い(年1〜2.5%)ため、保証人なしでまとまった資金を調達するには最も有利な選択肢です。ただし審査に2〜3週間かかるため、緊急の資金需要には間に合いません。
マル経融資は商工会議所・商工会の経営指導を6ヶ月以上受けていることが条件です。普段から商工会議所と関係を築いておくことが、将来の資金調達の選択肢を広げます。
方法5:信用保証協会付き融資(保証人不要の枠あり)
信用保証協会の保証付き融資は、保証協会が保証人の代わりになる仕組みです。
個人事業主本人以外の連帯保証人は原則不要です。保証協会が金融機関に対して「万が一返済不能になった場合は保証協会が代位弁済する」ことを保証するため、金融機関は連帯保証人なしで融資を実行できます。
保証料が発生します(借入額の年0.5〜2%程度)。この保証料は金利に上乗せされるため、実質的な金利は銀行のプロパー融資より高くなります。
申込先は取引銀行または信用保証協会の窓口です。自治体の制度融資(利子補給や保証料補助がある融資)を利用すれば、保証料の負担を軽減できるケースがあります。
「保証人なし」で資金調達する際の注意点
保証人が不要だからといって、返済義務がなくなるわけではありません。個人事業主の場合、事業の借入は個人の借入と同義です。返済不能になれば、個人の資産(預金、不動産等)が差押えの対象になりえます。
「保証人不要」のメリットは、家族や知人に返済義務を負わせないことです。自分の事業のリスクは自分で完結させる。これは経営者として健全な姿勢です。
借入の際は必ず返済計画を立て、月間のキャッシュフローの30%を超える返済額にならないようにしてください。
返済計画の立て方はビジネスローンの返済計画の立て方を参照してください。
資金調達方法の全体像は中小企業の資金調達方法7選を参照してください。
2人運営で月商500万円の会社を
数千万円で売却した全手法
売却を前提とした会社設計から、3年で数千万円の
現金を生み出した出口戦略までを無料で公開します。
メールアドレスのみで5秒で完了