ビジネスローン

ビジネスローンとカードローンの違い|個人事業主が間違えやすい選択と注意点

「ビジネスローン」と「カードローン」は名称が似ていますが、まったく異なる商品です。個人事業主がこの2つを混同して選択すると、契約違反(カードローンで事業資金を使用)になるリスクがあります。

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5つの違い

資金使途:ビジネスローン=事業資金のみ。カードローン=原則自由(ただし事業資金への利用を禁止している商品が多い)。

総量規制:ビジネスローン=事業資金は対象外(総量規制と借入上限を参照)。カードローン=年収の1/3が上限。

金利:ビジネスローン=年0.9〜18%(サービスによる幅が広い)。カードローン=年3〜18%。

審査基準:ビジネスローン=法人の業績や代表者の信用力。カードローン=個人の年収と信用力。

利息の経費計上:ビジネスローン=全額経費。カードローン=事業に使用した割合のみ(事業資金への利用が許可されている場合)。

個人事業主が間違えやすいケース

間違い1:個人のカードローンで事業資金を借りる。多くのカードローンは「事業資金への利用禁止」を規約に定めています。違反した場合は一括返済を求められるリスクがあります。

間違い2:ビジネスローンの資金を生活費に使う。ビジネスローンの資金使途は事業資金に限定されています。生活費への流用は契約違反です(ビジネスローンの使い道と流用リスクを参照)。

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業界別の事例

事例1:フリーランスデザイナーH氏

個人のカードローン(プロミス)で50万円を借入し、PC購入と広告費に充当。規約を確認すると「事業資金への利用禁止」と明記。契約違反の状態であったことが判明。AGビジネスサポートのビジネスローンに借り換え、カードローンを完済。以降は事業資金はビジネスローン、生活費はカードローンと使い分け。

事例2:パーソナルトレーナーI氏

ジムの機材購入資金80万円が必要。「カードローンの方が審査が早い」と考えて個人のカードローンに申込もうとしたが、事業資金への利用は禁止と判明。デイリーキャッシングのビジネスローン(最短30分審査)に切り替えて即日80万円を調達。

ビジネスローンの比較はビジネスローンおすすめ比較8選を参照。

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この記事の更新履歴

  • 初版公開

よくある質問

Q カードローンで事業資金を借りてもいいですか?
A

多くのカードローンは事業資金への利用を禁止しています。事業資金にはビジネスローンを利用してください。

Q ビジネスローンとカードローン、どちらが審査に通りやすいですか?
A

審査基準が異なるため一概に言えません。個人の信用力が高ければカードローン、事業の実績があればビジネスローンが通りやすい傾向です。

Q ビジネスローンとカードローンを両方借りられますか?
A

可能です。ビジネスローンは総量規制の対象外、カードローンは年収の1/3が上限です。

深作浩一郎
この記事の著者・監修
代表取締役 深作浩一郎

深作浩一郎|株式会社エグゼクティブマーケティングジャパン 代表取締役 / 空き家地方創生株式会社 取締役CFO。2,000社以上の中小企業支援実績を持つマーケティングコンサルタント。CFOとしてTOKYO PRO Market上場準備を主導し、監査法人対応・J-Adviser審査対応・財務戦略の策定・金融機関への融資交渉・資金繰り計画を統括。自らも通販会社の設立と会社売却を繰り返す仕組みを作り、法人カード・ビジネスローン・ファクタリング等の法人金融サービスを経営実務として活用。著書に『ゼロイチ起業』『現在の自分をお金に変える方法』。