ファクタリング

請求書のみでOKのファクタリング会社5選|必要書類が少ないサービスを比較

ファクタリングを利用したいが、決算書や登記簿謄本を用意する時間がない。今日中に申込みたい。

この緊急性の高いニーズに対応するのが、請求書のみ(または最小限の書類)で申込可能なファクタリングサービスです。通常のファクタリングでは請求書に加えて通帳コピー、本人確認書類、場合によっては決算書の提出が求められますが、一部のサービスは請求書1枚で申込を受け付けています。

ただし「書類が少ない=審査が甘い」ではありません。書類が少ないサービスは、別の方法(AIによるデータ分析、過去の取引実績等)で審査を行っています。

この記事では、請求書のみで申込可能なファクタリング会社5選と、書類が少ないサービスを利用する際の注意点を解説します。

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請求書のみで申込可能なファクタリング5選

1位:ペイトナーファクタリング

必要書類:請求書のみ(初回利用時は本人確認書類も必要)。手数料:一律10%。入金スピード:最短10分。買取可能額:1万〜100万円(初回は25万円まで)。対応形式:2社間。

業界で最も書類負担が少ないサービスです。請求書をアップロードするだけで申込が完了し、最短10分で入金されます。手数料が一律10%で見積もりの手間もありません。少額(1万円〜)から対応しており、フリーランスや個人事業主の利用が特に多いサービスです。ただし買取上限が100万円(初回25万円)のため、大口の資金調達には向きません。

2位:OLTA

必要書類:請求書、通帳コピー(直近7ヶ月分)、本人確認書類、昨年度の決算書(個人は確定申告書)。手数料:2〜9%。入金スピード:最短即日。買取可能額:制限なし。対応形式:2社間。

「請求書のみ」ではありませんが、必要書類が明確かつ最小限です。すべてオンラインでアップロードでき、対面の面談は不要。手数料の上限が9%に明示されている透明性の高さが特徴。通帳コピーと決算書は初回のみ必要で、2回目以降は請求書のアップロードのみで申込可能なケースがあります。

3位:QuQuMo(ククモ)

必要書類:請求書、通帳コピー。手数料:1〜14.8%。入金スピード:最短2時間。買取可能額:制限なし。対応形式:2社間。

請求書と通帳コピーの2点のみで申込可能。契約手続きもクラウドサインで完結するため、対面の必要が一切ありません。手数料の下限が1%と低く、売掛先の信用力が高い場合はコスト効率の良い調達が可能です。

4位:ラボル

必要書類:請求書、エビデンス(取引を証明するメール等)。手数料:一律10%。入金スピード:最短60分。買取可能額:1万〜制限なし。対応形式:2社間。

請求書に加えて「取引のエビデンス」(メールでのやり取り、発注書等)の提出が求められますが、決算書や登記簿謄本は不要です。東証プライム上場企業のグループ会社が運営しているため信頼性が高い。土日祝日も対応しています。

5位:フリーナンス即日払い

必要書類:請求書(フリーナンスへの登録が必要)。手数料:3〜10%。入金スピード:最短即日。買取可能額:1万〜制限なし。対応形式:2社間。

GMOグループが運営するフリーランス向け金融サービス「フリーナンス」のファクタリング機能です。フリーナンスに登録し、請求書を発行していれば、その請求書を即日で買い取ってもらえます。フリーナンスの振込専用口座を利用することで手数料が安くなる仕組みがあります。

「書類が少ない」と「審査が甘い」は違う

請求書のみで申込可能なサービスが、審査基準も緩いとは限りません。

ペイトナーファクタリングは請求書のみで申込可能ですが、AIが請求書の内容(金額、取引先、発行頻度等)を分析し、不正な請求書や架空取引を検知する仕組みを持っています。書類が少ない代わりに、テクノロジーによる審査が行われているのです。

OLTAは通帳コピーの提出を求めることで、過去の入金実績から売掛金の実在性を確認しています。書類を減らす代わりに、別の証拠で信頼性を担保する設計です。

書類が少ないサービスを利用する際に重要なのは、「手数料が相場の範囲内であること」「契約が債権売買契約であること」「償還請求権がないこと」を確認することです。これはファクタリング全般に共通する注意点であり、書類の多寡に関わらず必ず確認してください。

詳しい注意点は「ファクタリングは違法?合法と違法の境界線」 を参照してください。ファクタリング会社の総合比較は「ファクタリングおすすめ比較7選」 を参照してください。

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この記事の更新履歴

よくある質問

Q 請求書だけでファクタリングは利用できますか?
A

ペイトナーファクタリングは請求書のみ(初回は本人確認書類も必要)で申込可能です。QuQuMoは請求書+通帳コピーの2点、OLTAは請求書+通帳コピー+本人確認書類+決算書で、サービスにより必要書類が異なります。

Q 決算書なしでファクタリングは利用できますか?
A

利用できます。ペイトナーファクタリング、QuQuMo、ラボルは決算書の提出が不要です。OLTAは初回利用時に決算書が必要ですが、2回目以降は省略されるケースがあります。

Q 書類が少ないファクタリング会社は怪しくないですか?
A

書類が少ないこと自体は怪しくありません。AI審査やデータ分析により、少ない書類でも信頼性の高い審査を行うサービスが増えています。ただし、手数料が相場(2社間5〜18%)の範囲内であること、契約が「債権売買契約」であることは必ず確認してください。

Q 通帳のコピーはなぜ必要なのですか?
A

過去に売掛先からの入金があった実績を確認するためです。請求書だけでは売掛金が実在するかどうかの証拠としては不十分なため、通帳コピーで入金実績を裏付けます。これにより架空の売掛金による不正利用を防止しています。

深作浩一郎
この記事の著者・監修
代表取締役 深作浩一郎

深作浩一郎|株式会社エグゼクティブマーケティングジャパン 代表取締役 / 空き家地方創生株式会社 取締役CFO。2,000社以上の中小企業支援実績を持つマーケティングコンサルタント。CFOとしてTOKYO PRO Market上場準備を主導し、監査法人対応・J-Adviser審査対応・財務戦略の策定・金融機関への融資交渉・資金繰り計画を統括。自らも通販会社の設立と会社売却を繰り返す仕組みを作り、法人カード・ビジネスローン・ファクタリング等の法人金融サービスを経営実務として活用。著書に『ゼロイチ起業』『現在の自分をお金に変える方法』。