ビジネスローン

ノンバンク系ビジネスローンのメリット・デメリット|銀行系との違いと使いどころ

ビジネスローンには大きく分けて「銀行系」と「ノンバンク系」があります。銀行系は金利が低いが審査が厳しく時間がかかる。ノンバンク系は金利が高いが審査が柔軟で速い。この違いを理解して使い分けることが重要です。

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ノンバンク系ビジネスローンの特徴

ノンバンクとは「銀行以外の金融機関」の総称で、消費者金融、信販会社、リース会社等が含まれます。代表的なサービスはAGビジネスサポート、ファンドワン、セゾンファンデックス、デイリーキャッシングです。

メリット

メリット1:審査が最短即日で速い。AGビジネスサポートは最短即日、デイリーキャッシングは最短30分。銀行系の最短2営業日と比較して圧倒的に速い。

メリット2:審査基準が柔軟。赤字決算、債務超過、設立直後の企業でも個別審査に対応。銀行系では門前払いされるケースでもノンバンク系なら通る可能性がある。

メリット3:必要書類が少ない。本人確認書類と決算書1期分で申込可能。銀行系のように事業計画書や試算表を求められるケースは少ない。

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デメリット

デメリット1:金利が高い。年3〜18%が相場。銀行系(年0.9〜14%)と比較して高い。初回利用時は上限金利(年15〜18%)が適用されやすい。

デメリット2:融資限度額が低め。大半のサービスが最大500万〜1,000万円。銀行系の保証協会付き融資(最大2.8億円)と比較すると大型資金には不向き。

デメリット3:代表者の連帯保証が必要なケースが多い。AGビジネスサポート等は代表者連帯保証を求める。GMOあおぞらネット銀行(銀行系)は連帯保証不要。

業界別の事例

事例1:ペットホテル経営Q社(赤字決算だが即日融資で危機回避)

コロナ禍で1期赤字。銀行融資は「赤字のため対応不可」と否決。AGビジネスサポートに申込み、年利16%で150万円を即日融資。年利は高いが「銀行の審査を待つ間に給与が払えなくなる」リスクを回避。3ヶ月後に黒字化し、銀行融資で借り換えて利息負担を軽減。

事例2:家具製造業R社(設立8ヶ月・銀行融資不可)

設立8ヶ月で決算書がまだ存在しない。PayPay銀行(業歴2年以上必要)は申込不可。AGビジネスサポートは業歴制限なしで対応。事業計画書を提出し200万円の融資を受けた。

使いどころ

ノンバンク系を使うべき場面:今日〜数日以内に資金が必要。銀行系の審査に落ちた・間に合わない。赤字決算・設立直後で銀行系の要件を満たさない。

銀行系を優先すべき場面:時間的余裕がある。500万円以上の大型資金。金利を最小限に抑えたい。代表者連帯保証を避けたい。

ビジネスローンの全体比較はビジネスローンおすすめ比較8選を参照。金利の詳細はビジネスローンの金利相場を完全解説を参照。

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この記事の更新履歴

  • 初版公開

よくある質問

Q ノンバンク系ビジネスローンは安全ですか?
A

貸金業登録を受けた正規の金融機関であれば安全です。金融庁の登録貸金業者情報検索サービスで登録番号を確認してください。

Q ノンバンク系と消費者金融は同じですか?
A

ノンバンク系は「銀行以外の金融機関」の総称であり、消費者金融を含みますが限定されません。ビジネスローン専門のノンバンクも多くあります。

Q ノンバンク系の金利は下がりますか?
A

リピート利用で信用実績が蓄積されると金利が引き下げられるケースがあります。低金利の銀行系への借り換えも選択肢です。

深作浩一郎
この記事の著者・監修
代表取締役 深作浩一郎

深作浩一郎|株式会社エグゼクティブマーケティングジャパン 代表取締役 / 空き家地方創生株式会社 取締役CFO。2,000社以上の中小企業支援実績を持つマーケティングコンサルタント。CFOとしてTOKYO PRO Market上場準備を主導し、監査法人対応・J-Adviser審査対応・財務戦略の策定・金融機関への融資交渉・資金繰り計画を統括。自らも通販会社の設立と会社売却を繰り返す仕組みを作り、法人カード・ビジネスローン・ファクタリング等の法人金融サービスを経営実務として活用。著書に『ゼロイチ起業』『現在の自分をお金に変える方法』。