Claudeを使って自動メール送信ツールを開発してみた感想

私は、深作浩一郎さんの元でインターンシップをしている大学生です。
昨日と今日にかけて、私はアジトで新たな試みをしていました。
それは「ツール開発」です。
文系学部に所属していて、プログラミングの勉強も1週間で諦めてしまった私でも、ClaudeというAIツールを使えば、指示を出すだけでアプリやツールが作れてしまうのです。

作ったのは自動メール送信ツール。
メールアドレスのリスト取りをして、いちいちメールを送信して…そんなのすごく非効率的で面倒だな、と私自身が思っていた仕事を丸投げできるツールを、自らの手で作り上げました。
他のバックオフィス系のツールなども、今後どんどん開発していけるでしょう。

自動メール送信ツールは以下の手順で作成しました。
まずはClaudeに「こういうツールを作りたいから設計書を作って」と指示を出します。
そうしたら、PDFでもWordでも、指定した・都合のいいタイプでファイルが出力されます。
この時点で私は感動を覚えました。内容も、ChatGPTよりも格が2つくらい上だと感じました。

設計書を確認して仕様に問題があれば修正依頼、問題がなければ早速ツールの作成を依頼します。
ものの4分程度で、ツールが完成。
実際に動かせる。投げたURLの連絡先を自動検出して、そこにボタン1つでメールを送れる。
エンジニアが要らなくなってしまう世界がもうそこまで来ていると感じました。

使用したうえで修正点があればまた直してくれます。
実際に、「メール送信時にアカウントの切り替えがしたい」「送信履歴の時刻をJSTにしてほしい」などの指示を投げましたが、いずれも的確に反映された状態にしてくれました。
Claudeの「コードモード」を使用すれば、一つのプロンプトを投げた後、出力が完了するのを待たずとも追加指示が出せるというのも、地味に見えてもかなり嬉しいポイントでした。
あまり他ツールの悪口は言いたくないでですが、私はChatGPTに「もっとこうしてほしい」と指示を出してもなかなか改善されずイライラしてきた人間なので、Claudeの修正能力には感動しました。

初めてClaudeを使った時の感想は、「人間の仕事が代替されるペースは、想像以上に早いのかもしれない」ということでした。
これは恐怖に近い感情です。
仕事や貨幣の概念はどう変わっていくのか。
将来どのように資源が配分されるのだろうか。
今の資本主義社会は崩壊するのか。
まだ杞憂かもしれませんが、そんな先のことまで考えてしまいました。

ただ、同時に少なくともClaudeは誰でも使いこなせるわけではないとも感じました。
自分がほしい情報、結果を得るためにこちらから潤沢な指示・要望・ソースを提供する必要があり、1つの事象を多角的に捉えて次々と新しい指示を出すための頭の回転が求められると感じました。

このツールの作成は、今後自分に求められるスキルってなんだろう、と踏みとどまるいいきっかけとなりました。
いわゆる”意識高い系”の大学生はプログラミングや英語の勉強に精を出していますが、そういったことだけではなく、きっともっと人間らしい領域、乃至芸術的かつ創造的なスキルが今後ますます求められるのではとぼんやり考えています。
同時に、このClaudeの力はフル活用して、味方につけていける・コントロールできる側の人間でいたい、というのが私の今後の中期の目標となりました。

深作浩一郎(Fukasaku Koichiro) 株式会社エグゼクティブマーケティングジャパン代表取締役。ビジネス書著者。 マーケティングとAIを軸に、再現可能な成功モデルを社会に実装し続ける実務家。 地域再生、空き家・古民家活用、中小企業マーケティング、起業家育成、AI・DX領域を横断し、構想・設計・実装までを一貫して手がけている。 2014年の法人設立以降、起業家や中小企業に対するコンサルティングや事業支援を多数実施。 コンテンツビジネスやオンラインビジネスの構築、複合型マーケティング戦略の立案を得意とし、クライアントの持続的な事業成長を支援してきた。 また、若手起業家や学生の育成にも力を入れており、地域の大学生を経営者として抜擢し会社経営を任せるなど、実践型の起業教育を推進。 北海道を中心に展開している実践型インターンシップは、地域でも屈指の規模と実績を持つ人材育成プログラムとして知られている。 教育や支援の分野では「自走できる事業者を生み出すこと」を重視し、成功した施策のみを構造化して他地域・他事業へ移植可能な「再現モデル」として提供。 成功を個人の才能や偶然に依存させるのではなく、仕組みとして社会に残すことを理念としている。 現在は全国各地で空き家・古民家の再生プロジェクトを推進し、高付加価値な宿泊施設や地域ブランドとして成立させる取り組みを展開。 あわせて、検索・AI時代に対応したマーケティング導線の設計や、AIを組み込んだ自走型事業モデルの開発にも取り組んでいる。 2019年にはオンライン専業の販売代理店制度を構築し、300以上の代理店が加盟。 起業やマーケティングに関するビジネス書を出版し、いずれもAmazonランキング1位を獲得。 また、自社AIツールの開発による業務効率化とマーケティングの自動化にも取り組み、鮨深作などの経営者・起業家むけイベントの開催をはじめ「楽しさのお裾分け」をテーマとした経営者向けメールマガジンは1万人以上が購読している。

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