インターネットやスマートフォンの普及、クラウドサービスの拡大により、私たちの働き方は大きく変化しています。業務を効率化し、より少ないリソースで大きな成果を上げるためには、デジタル技術を積極的に取り入れることが欠かせません。
こうした流れを包括して表現する言葉が「DX(デジタルトランスフォーメーション)」です。
DXは単に紙の資料をデータ化したり、アプリを導入したりすることだけを指すのではありません。業務のプロセスや組織の仕組みを見直し、新しい価値を顧客に提供するためにデジタルを活用することが本質です。そのためには、次のような観点を押さえておくことが重要です。
業務フローの見直しとツール活用
多くの企業がつまずくのは「どこに非効率があるのかが分からない」という点です。
日々の業務フローを可視化することで、時間やコストが無駄になっている箇所が明らかになります。たとえば、複数部署で同じデータを入力していたり、紙の承認フローに時間を取られていたりするケースは少なくありません。
こうした課題を洗い出すことがDX推進の第一歩です。
また、便利なクラウドサービスやアプリを単独で導入するだけでは効果は限定的です。営業支援ツールと顧客管理システムをつなげる、会計ソフトと勤怠管理を連携させるなど、複数のツールを「線」で結ぶことで本当の効率化が実現します。
重要なのはツール導入そのものではなく、業務全体がどうスムーズになるかを考えることです。
人に寄り添う設計とパートナー活用
どれだけ高性能なシステムを導入しても、社員が使いこなせなければ意味がありません。シンプルな操作性や、現場に合った設計が求められます。導入時の教育やマニュアル整備も不可欠で、DX推進は「人とデジタルをどう融合させるか」が鍵となります。
さらに、自社だけでDXを進めるには限界があります。専門的な知見を持つパートナーを活用することで、導入から定着までをスムーズに進めやすくなります。
たとえば、EPICs株式会社は創業以来、ノーコードツール特化でアプリ/システム開発やマーケティングを行うプロフェッショナル集団であり、Adalo公認エキスパート、Bubble正規公認代理店として多様なノーコードツールに対応し、内容に応じて最適な開発が可能です。
150件以上の開発実績があり、勤怠/収支管理アプリやヘルスケア+ポイントアプリ、学生服専用のフリマアプリなどを手掛けてきました。社員の8割がエンジニアで開発力が強く、専属デザイナーによるUIやアプリロゴ制作まで一貫対応できる点も特徴です。
さらに自社ノウハウを活かした開発後のマーケティング支援も行い、アプリ運用までサポートします。加えて、ノーコード・ローコードに特化をした発注先の選定支援サービスのノーコード開発の窓口や、あらゆる専門事務をプロフェッショナル人材のBPOサービスのちょいサポも運営しています。
DXを成功させるためのポイント
- 業務フローを整理すること
無駄や重複を見つける「見える化」が最初の一歩です。 - ツールを連携させること
部分的な効率化ではなく、業務全体を改善する視点が大切です。 - 人に寄り添う仕組みにすること
現場が使いやすく、自然に定着する仕組みを整えることが成功の鍵です。
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