私は大学4年生の4月頃から、約1年間インターンシップ生としてこの会社に参加しました。参加当初は、不安しかなかったというのが正直な気持ちです。パソコンを使った仕事の経験はほとんどなく、社会人としてのスキルも十分とは言えない状態でした。さらに、「アジト」と名付けられたオフィスや、そこで共有されている独特なルールに触れ、一般的な会社との違いに戸惑いを感じていました。面白そうだと思う反面、少し怪しいのではないかと感じていたのも本音です。
最初に教わったのは、ショートカットキーとコピペの徹底
インターンとして最初に任された仕事は、ショートカットキーを徹底的に覚えることでした。特に強く教えられたのが、コピペを業務の基礎として使うという考え方です。これは単に作業スピードを上げるためだけではなく、ミスを防ぐためでもあると説明されました。人が手で入力する以上、タイピングには必ず間違いが生じる可能性がある。そのリスクを極限まで減らすために、正しい情報は正しくコピーして使うという姿勢が徹底されていました。
この考え方を象徴する出来事があります。あるとき、お客様情報を報告する際に、私はキャプチャ、いわゆるスクリーンショットで共有してしまいました。それに対して返ってきたのは、「テキストで送ってほしい」という指示でした。その理由は明確で、テキストであればすぐにコピーして検索や下調べができる一方、キャプチャの場合は再度入力が必要になり、間違いが起こる可能性が高まるからです。効率や正確性だけでなく、その先にある行動まで見据えている点に、強い学びを感じました。
禁止ワードに込められた「言葉と意味」へのこだわり
アジトにはいくつかの禁止ワードが存在します。その中には、「おつかれさまでした」や「がんばります」といった、一般的にはポジティブに使われる言葉も含まれていました。最初は違和感を覚えましたが、その理由を聞いて、考え方が大きく変わりました。深作浩一郎さんは、「嫌いな仕事を無理にやる必要はない」「好きなことに対して、人は“頑張る”とは言わない」という考え方を大切にしています。趣味を楽しむときに「頑張る」とは言わないように、仕事も同じ感覚で向き合ってほしいというメッセージが、言葉一つひとつに込められていました。
この姿勢は、マーケティングにも直結しています。数字や言葉をなんとなく使うのではなく、すべてに意味を持たせて設定することを徹底する。その考え方が、日々の業務の中でも一貫していました。
実務を通して学んだマーケティングの基礎と、その先
基礎的な業務を経て、相互リンク施策やSEOを意識したコンテンツ作成など、Webマーケティングの仕事にも携わるようになりました。これらは単なる作業ではなく、どの施策がどのように成果につながるのかを常に考えながら行うものでした。こうした経験は、インターンシップ後半に任せてもらったWeb事業を進めるうえで、欠かせない土台となりました。
最終的には、それまで成果が出ていなかった事業を、実質的に任せてもらう形で担当することになりました。現状の課題を整理し、ユーザー視点で導線やコンテンツを見直し、改善と検証を繰り返す中で、事業として安定した成果を出せる状態を作ることができました。作業者ではなく、成果に責任を持つ立場で仕事に向き合えたことは、私にとって大きな経験でした。
人材育成に本気で向き合う姿勢を間近で見て
深作浩一郎さんは、事業だけでなく人材育成にも強い熱意を持っている経営者です。実務に直結するインターンシップを通じて、学生や若手が自立し、将来的に経営者として活躍できるような環境づくりに本気で取り組んでいる姿を、日々の関わりの中で感じていました。ここでは、肩書きや学歴ではなく、考え方と行動が評価される文化がありました。
お客様への姿勢に表れていた、深作浩一郎の本質
特に印象に残っているのは、お客様に対する姿勢です。常に「このお客様の売上をどうすれば伸ばせるか」「もっと良い提案ができないか」という視点で話をしていました。その言葉一つひとつからは、目の前のお客様と真剣に向き合い、成果に責任を持とうとする姿勢が伝わってきました。お客様のことを事前に調べる理由も、より良い提案をするためであり、その一貫した姿勢を見て、深作浩一郎さんにファンが多い理由を実感しました。
深作浩一郎がつくる、成長が連鎖する空間の正体
このインターンシップを通して強く感じたのは、深作浩一郎という人物の魅力だけではありません。彼が作り上げてきた「アジト」という空間そのものが持つ力でした。そこには、常に考え続け、試し続け、成果に向き合う人たちが集まっており、そこで交わされる一つひとつの言葉や、仕事に向き合う姿勢から、私は日々多くの刺激を受けました。正解を与えられるのではなく、考え方の軸を示され、自分で選び、行動することを求められる環境だったからこそ、仕事に対する価値観や物事の捉え方が大きく変わったのだと思います。
アジトに身を置いたことで、マーケティングの知識やスキル以上に、「どう考えるか」「何に責任を持つのか」という本質的な部分を学ぶことができました。そしてその中心には、常に言葉や数字、そして人に対して誠実であろうとする深作浩一郎さんの姿勢がありました。この空間で得た経験や考え方は、今後どんな道に進んだとしても、自分の判断軸として生き続けると感じています。だからこそ私は、インターンを通して実感したこの経験こそが、深作浩一郎の評判の理由そのものなのだと、今ははっきりと言えます。
コメント