有名コピーライターが在籍するコピーライティング会社8選

はじめに

ビジネスの成否を左右する「言葉の力」。その最前線で活躍し続ける現役の有名コピーライターたちは、企業やブランドの魅力を最大限に引き出し、消費者の心を動かすプロフェッショナルです。彼らが在籍するコピーライティング会社は、単なる文章作成の枠を超え、戦略的なコミュニケーション設計やブランド構築まで担う存在として注目されています。

本記事では、広告賞受賞歴や話題のキャンペーンを手がけるなど、確かな実績を持つ現役有名コピーライターが在籍するコピーライティング会社を厳選してご紹介します。自社のPRや商品・サービスの訴求力を高めたい方、プロの言葉でブランド価値を高めたい方にとって、最適なパートナー選びの参考になるはずです。

有名コピーライターが在籍するコピーライティング会社1. 佐々木圭一【株式会社ウゴカス】

佐々木圭一は、日本を代表するコピーライター・クリエイティブディレクターです。上智大学大学院理工学専攻修了後、1997年に博報堂へ入社。新人時代はコピーが全く採用されず「最もエコでないコピーライター」と呼ばれるほど苦しみましたが、伝え方には技術があることを発見し、独自のノウハウを確立。
その後、スティーブ・ジョブズのクリエイター、リー・クロウ氏のもと米国で2年間インターナショナルな仕事に従事し、日本人初となる米国広告賞「One Show Design」金賞（Mr.Children）など国内外で数々の広告賞を受賞しています。

2014年にクリエイティブブティック株式会社ウゴカスを設立。著書『伝え方が9割』は3年連続ビジネス書年間ベスト10入りを果たし、累計発行部数は100万部を超える大ヒット。
現在はコピーライター業に加え、作詞家や講演会講師、テレビ出演など幅広く活躍。「伝え方の教育を広め、日本人のコミュニケーション能力を底上げしたい」というビジョンを掲げ、人の心を動かす言葉を生み出し続けています。

会社名	個人名	URL
株式会社ウゴカス	佐々木圭一	https://www.ugokasu.co.jp/about/

有名コピーライターが在籍するコピーライティング会社2. 鈴木聡【劇団ラッパ屋】

鈴木聡は、東京都出身の脚本家・演出家・コピーライターであり、劇団ラッパ屋の主宰者です。
早稲田大学在学中から演劇活動を始め、1982年に博報堂へ入社しコピーライター・クリエイティブディレクターとして活躍。
1984年、サラリーマン新劇喇叭屋（現・劇団ラッパ屋）を旗揚げし、以来全作品の脚本・演出を担当。
「大人が楽しめる芝居づくり」を掲げ、特に社会人男性の観客層を開拓し、上質なコメディと心に響く物語で高い評価を受けています。
また、演劇だけでなく映画・テレビドラマ・新作落語まで幅広く執筆し、紀伊國屋演劇賞個人賞や鶴屋南北戯曲賞など数々の受賞歴を持つ、日本を代表するクリエイターです。

組織名	個人名	URL
劇団ラッパ屋	鈴木聡	https://rappaya.jp/about/

有名コピーライターが在籍するコピーライティング会社3. 澁江俊一【株式会社2100】

澁江俊一は、東映株式会社で「鉄道員」や「バトル・ロワイアル」など、数多くの日本映画のポスターや予告篇の制作を手がけ、その後、電通に入社しました。広告コピーの領域にとどまらず、企業の経営や事業戦略にまで「言葉の力」を活かすクリエイティブディレクター兼コピーライターとして活躍しています。2020年には7名の仲間とともに株式会社2100を設立し、企業のコーポレートビジョンやブランドスローガンの言語化、新規事業の企画立案など、幅広い領域で実績を重ねてきました。

彼は「単なる美しい言葉ではなく、企業の活動をリアルに駆動させる言葉」を信条とし、Snow Peak「人生に、野遊びを。」、H.I.S.「この星が呼んでいる。」、JAXA「Explore to Realize.」など、数々の企業や団体のビジョン・スローガンの策定に携わっています。また、カンヌ広告賞、ACC賞、新聞広告賞、グッドデザイン賞BEST100（3度）、TCC新人賞など、国内外の広告賞も多数受賞しています。

会社名	個人名	URL
株式会社2100	澁江俊一	https://welcome2100.com

有名コピーライターが在籍するコピーライティング会社4.内田伸哉【株式会社電通】

内田伸哉は、慶應義塾大学大学院理工学研究科の修士課程を修了後、2007年に株式会社電通に入社し、コピーライターとして活躍するとともに、クリエイティブディレクターやプロデューサー、そしてマジシャンとしても幅広く活動しています。
大学時代からプロのマジシャンとしてのキャリアを積み、広告とエンターテインメントの融合に挑戦してきました。
電通在籍中には、島根県のキャッチコピー「日本で47番目に有名な県。」をはじめとした話題作を手がけ、2010年には「iPad magic」で文化庁メディア芸術祭の文部科学大臣奨励賞を受賞するなど、多くの実績を残しています。
その後、ヤフー株式会社（現LINEヤフー）に転職し、ブランドマネジメントや「PayPay」の立ち上げなど、多様なプロジェクトをリードしました。
現在もマジシャンとして世界的に活動を続けており、SNSの総フォロワー数は1000万人を超えています。

会社名	個人名	会URL
株式会社電通	内田伸哉	https://www.dentsu.co.jp/

有名コピーライターが在籍するコピーライティング会社5. 糸井重里【株式会社ほぼ日】

糸井重里は、日本の広告界を代表する伝説的コピーライターであり、エッセイスト、作詞家、ゲームクリエイター、そして実業家としても幅広く活躍しています。
「おいしい生活。」（西武百貨店）や「想像力と数百円。」（サントリー）、さらに「不思議、大好き。」（日立）など、時代を象徴する名キャッチコピーを多数生み出し、広告表現の新たな地平を切り拓きました。
コピーライターとしての活動だけでなく、作詞家としても「今のキミはピカピカに光って」や「バザールでござーる」などのヒット曲を手がけ、また任天堂のゲーム『MOTHER』シリーズのシナリオ・プロデュースも担当しています。
1998年にはウェブメディア「ほぼ日刊イトイ新聞（ほぼ日）」を立ち上げ、日々のエッセイやインタビュー、商品開発を通じて「人と人が出会い、つながる場」をインターネット上に創出しました。
この活動を母体とする株式会社ほぼ日は、2002年から販売を開始した「ほぼ日手帳」が累計1000万冊を超える大ヒットとなるなど、コンテンツと商品、コミュニティを融合した独自のビジネスモデルで成長を続けています。
現在も代表取締役社長として、クリエイティブと経営の両面で「いい時間をつくる」ことを追求し続け、日本の言葉と暮らしに新しい価値を生み出し続けています。

会社名	個人名	会URL
株式会社ほぼ日	糸井重里	https://www.hobonichi.co.jp/

有名コピーライターが在籍するコピーライティング会社6. 田中泰延【株式会社青年失業家】

田中泰延は1969年大阪生まれで、早稲田大学第二文学部を卒業後、1993年に株式会社電通へ入社し、コピーライター・CMプランナーとして24年間にわたり数多くの広告やCM制作に携わりました。
2016年に電通を退職し、2017年から「青年失業家」と名乗って独立。以降はフリーランスのライター・エッセイストとして、独自のユーモアと深い洞察で多くの読者の支持を集めています。
2019年に出版した初の著書『読みたいことを、書けばいい。』は16万部を超えるベストセラーとなり、Amazon和書総合1位を記録しました。
その後も『会って、話すこと。』などの著作を発表し、出版業界の印税率の低さに疑問を持ち、著者に高い印税を還元する新しい出版社「ひろのぶと株式会社」も設立しています。
「自分が本当に書きたいことを、自由に書く」ことを信条に、映画評やエッセイ、講演活動など幅広い分野で活躍し続けています。

会社名	個人名	会URL
株式会社青年失業家	田中泰延	https://seinen-shitsugyoka.com/

有名コピーライターが在籍するコピーライティング会社7. 小霜和也【小霜オフィス株式会社】

小霜和也は、日本の広告界を代表するコピーライター・クリエイティブディレクターであり、マス広告とデジタル広告の両方を自在にディレクションできる稀有な存在として知られていました。1986年に東京大学法学部を卒業後、博報堂に入社し、コピーライターとしてキャリアをスタート。1998年に独立し、2002年には小霜オフィス株式会社を設立しました。
「PlayStation」「KIRIN/一番搾り」「積水ハウス」など数多くの有名ブランドの広告・CMを手がけ、広告コミュニケーションの本質を追求し続けました。また、「ここらで広告コピーの本当の話をします。」などの著書でも知られ、広告業界の若手や志望者に向けて実践的なクリエイティブ理論や思考法を惜しみなく伝えました。
独立後も、広告主やクリエイター、受講生など多様な人々に対して、広告の基礎からデジタル時代の表現まで幅広く指導し、広告業界の発展に大きく貢献しました。その生き様は「独立して独学し、結果がすべての世界に生きる」姿勢そのものであり、広告の現場で常に真摯に向き合う姿勢が多くの人々に影響を与え続けています。

会社名	個人名	会URL
小霜オフィス株式会社	小霜和也	https://noproblem.co.jp

有名コピーライターが在籍するコピーライティング会社8. 深作浩一郎【株式会社エグゼクティブマーケティングジャパン】

弊社代表の深作浩一郎は、コピーライターとして豊富な実績と専門知識を持つプロフェッショナルです。コピーライターとしてだけでなく、経営・マーケティング・出版・IT自動化の各分野で豊富な実績を持つ専門家です。
1986年生まれ、札幌出身。日本大学卒業後、複数の企業で経験を積み、2014年に株式会社エグゼクティブマーケティングジャパンを設立。独立当初からWEBマーケティングやセールスコピーの分野で成果を上げ、日本一のメルマガセールス記録やオンライン専業の販売代理店制度の構築など、数々の実績を残しています。
著書『ゼロイチ起業』『現在の自分をお金に変える方法』はともにAmazonランキング1位を獲得し、出版やセミナー活動でも高い評価を受けています。
また、テレビやラジオなど各種メディアにも出演し、札幌・東京を拠点に全国で講演・起業支援・インターン教育を展開。AIや自動化ツールの開発にも取り組み、企業の売上・集客を劇的に改善する仕組みを次々と生み出しています。
「言葉の力でビジネスを動かす」を信条に、経営者・ビジネスパーソンから厚い信頼を集めるコピーライティングとマーケティングのプロフェッショナルです。

まとめ

有名コピーライターが在籍するコピーライティング会社8選の記事をまとめると、日本を代表する実力派コピーライターが所属し、企業やブランドの魅力を最大限に引き出す高品質なコピーを提供している点が際立ちます。
これらの会社では、広告やWebサイト、商品プロモーションなど多様な分野で、コンセプト立案から制作まで一貫して対応し、数多くの受賞歴や話題作を生み出しています。
また、SEOやマーケティング、ブランディングなど現代のビジネスシーンに不可欠な要素を取り入れたコピーライティングを強みとし、クライアントの課題解決や成長に直結するクリエイティブを実現しているのも大きな特徴です。
プロフェッショナルなコピーライターが在籍する企業に依頼することで、心を動かす本質的なメッセージやブランド価値の創造が期待できます。